第2章

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「そうそう、今回のテストの結果…お前が一位で俺が二位だったみたいぜ。」 「らしいな、思ったより他が点数低くてよかったよ。」 「なんか俺らだけ…んん?」 話を途中で切って屋上に繋がる扉に視線を向けた。 「女子の話し声…聞いたことある声…」 どこかで聞いたことがある声だったが、すぐその答えは出た…なぜなら、屋上に来たのは生徒会メンバーの4人だったからだ。 「でね…今日の話の時に一人だけ興味なさそうな人いたのよね。」 「それなら多分誰かわかる気がする…あ、優じゃない。」 姿がハッキリしてから、一人の女子が優の名前で呼んだ。 「約1年ぶりってところじゃない?」 優は誰かを知っていた。 「あ…この子よ、興味なかったの…うん、間違いないわ。」 生徒会長と副会長から指を指される、なんかしたかな?とか考えていた。 「なんでこんなところに生徒会のメンバーが…普段は生徒会室で食べてるって聞いたんですけど。」
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