第2章

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「そりゃー…家の母さんが急かしてくるからな…俺も家でのんびりしたいんだけどな。」 「俺は弁当の準備とかあるから、自然と時間が遅くなるんだよ…のんびりしてるわけではないぞ?」 「一人暮らしってのも大変だな…俺もいつかはするつもりだけどな!!」 聡が一人暮らしをしているのを想像すると、どうしてもゴミ屋敷が浮かんでしまう…それを頭に思い浮かべると自然と笑いがこみあげてくる。 「ぷっ…聡が一人暮らし…似合わねぇ…」 口にも出してしまった。 「お前の俺に対する印象が…」 怒らず、むしろ軽くショックを受けたようだった…。 そんな話をしていると、他のクラスメイトも続々と教室に流れ込んできた。 「さてさて、時間的にそろそろ生徒会長が教室に訪れる頃じゃねー?」 「ん、確かに人もそろってきたことだしな…?」 周りを見渡していると、祈ってる男子やら…俺が選ばれるーとか自信満々なのやら色んな奴がいた。
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