第1章

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よくある眠たい朝、いつものように顔を洗ってご飯を食べて学校に行く…何も変わらない。 「いってきます。」 他に誰かが家で暮しているわけでもないのに言ってしまう。 「はぁ…姉さんは少し前から寮生活してるのについつい言ってしまうのをなんとかしないとな。」 そう呟きながら、マスクをつけて家を出る。 空は雲一つなく、太陽が辺りをさんさんと照らす…ただでさえ気温が高いうえに太陽が出てるのでは暑くて仕方ない。 「暑い…なんでこんなに晴天なんだよ…。」 周りを見渡す限り人がいないからか、愚痴を口に出していた。 今日の気温はニュースでは36℃という正に猛暑日そ、そんな日にマスクをつけてれば更に暑く感じることだろう。
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