第3章

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「それは知ってますよ…ただ生徒会の仕事放り出して帰ったのか…って思っただけです。」 聡と凛は優達が生徒会に入った時から意気投合していて、すぐに仲良くなり…そして一週間程で付き合い始めるというスピード交際だった。 「まぁ、あの二人はお似合いですよ…性格とかも結構似てるところあるですし。」 「それは言えてますね…よっし、確認終わった…。」 全ての紙を確認し終えた優は机に突っ伏した、内容が一言といえど数が多すぎて処理に時間がかかってしまう。 「お疲れ様ですです、そう言えば姫乃達は何をしてるです?」 「高園先輩は先生に呼び出され、白川先輩は部活…姉さんと東先輩は何してるのかさっぱりですね。」 「ふーん…今まで気になってたけど、言うべきかわからなかったから言わなかったですが…優はこんなに暑いのに常にマスクつけてるですね?」 「マスクは俺の顔の一部なんです、理由は教えませんよ。」
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