第2章

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重い足取りで体育館に着いた優。 まだ始まる時間の10分前だというのに、既に体育館には1年の全員がそろっていた。 「(別に俺とてあのメンバーに興味が無いなんてことはないんだが…)」 生徒会には生徒会長と副会長を筆頭に美女揃い、憧れない方がおかしいと言われても仕方ない…そんなメンバーだった。 「(…今回はこの二人だけでも充分だな…)」 普段は全員揃ってるが、今回はこの二人だけのようだ…まぁ当たり前かとか思いながら話を聞く。 「時間になりましたので、会長と副会長…よろしくお願いします。」 進行担当の先生がそう言うと、会長達が壇上に上がった。
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