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っと、そんなことじゃなくて。
「……それで、私が面倒を見るのは分かりましたけどその子はどこに?」
「あぁ、あそこだ。おーい篠崎ーっ」
「えっ、は、はい!」
「慌てて転ぶなよー」
この人に何を言っても無駄だ、前から分かってたことなのに突っかかってしまった私は気持ちの切り替えをするために小さく深呼吸。
そんな私を見た先輩が新人の子を呼んだ。
―……ガタガタっ
?!な、何事……??
「ぶはっだからそんなに慌てんなって言ってんのになー」
「すっすいませんすいません!!」
「……なんていうか、落ち着きのない子ですね」
「面白いだろー?」
先輩の声で立ち上がり、こちらに駆け寄ってきたかと思うと側にあった書類に足をかけ、躓いた。その拍子に近くを歩いていた人の方にぶつかる始末。
………落ち着けばいいのに。
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