Ⅱ)秋を詠う

3/4
前へ
/36ページ
次へ
「風に乗り」 風に乗り 目の前すぎる赤とんぼ 山肌に似た 紅い服着て (新田 遼) 「赤トンボ」 赤トンボ 夕焼けこやけ木々衣 十二単が 日々の移ろい (和貴 螺斑) 「赤トンボ」 赤トンボ するりと抜けた秋空を 君も見上げて くれますように (なお) 「秋空を」 秋空を ゆっくり眺め朝歩き 雲の切れ間に 天使の梯子 (恋花) 「朝歩き」 朝歩き 冷えた空気で眼をさまし 季節移ろう 景色楽しむ (新田 遼) 「季節移ろう」 山肌に 季節移ろう木々を見て 届けよ君に 燃ゆる想いよ (恋花) 「木々を見て」 木々を見て 舞い散る落ち葉 華の様 秋から春への 衣替えかな (新田 遼) 「舞い散る落ち葉」 風遊ぶ 舞い散る落ち葉集めては 脳裏掠める 香ばしき芋 (恋花) image=488422218.jpg
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加