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「香ばしき」
香ばしき
風をたどれば家路へと
今夜は秋刀魚
熱燗似合う
(なお)
「熱燗」
秋の夜は
熱燗にあう二人かな
薫りに酔って
寄り添う影か
(星野かほり)
「寄り添う」
寄り添いて
眠る母子(ははこ)の観る夢が
良き物なれと
一人晩酌
(和貴 螺斑)
「夢」
夢を見て
起きる朝には必ずや
痛み伴う
冷や足を揉む
(Miia四色美美)
「冷や足を」
冷や足を
揉む事すらも出来ずとも
今の私に
「出来る」を探し
(和貴 螺斑)
「出来ずとも」
出来ずとも
ぐっとこらえて前を見て
小さき夢を
きっと叶えん
(新田 遼)
「前を見て」
前を見て
歩み始めたその先に
「秋」と「未来」へ
道は広がり
(和貴 螺斑)
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