第1章

141/192
前へ
/192ページ
次へ
ライムは、村山ユウと福田ヤヨイの居間へと戻る。 さっき勝男という男を窓越しにバットで殴り、割ってしまった窓から、居間へと入ったのである。 そこには、村山ユウと福田ヤヨイが身を寄せあって震えていた。 「ライムくん………あの変態は………」 村山ユウが震える声でライムに話しかけた。 「追っ払ったよ。だいぶ、懲らしめたからもう大丈夫だ。安心して」 二人は、よかったーと言い、ふぅと息を吐いている。 そして、いつもの村山ユウと福田ヤヨイに戻ったのである。
/192ページ

最初のコメントを投稿しよう!

199人が本棚に入れています
本棚に追加