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「二人とも、そういえば、これからどうする?」
ライムは、村山ユウと福田ヤヨイに質問を投げかける。
「もうちょっと考えてもいい?」
村山ユウがライムに言った。
「でも、何日も帰っていないから親が心配するんじゃないのか? 一度は家に帰ったほうがいいんじゃないのか?」
村山ユウは、首を振った。
「ううん。いいの。弥生とも話したんけど、多分ここって、私たちのいるべき世界ではないよね? 光景は一緒だけど、まったく違う世界に来ている。ライムくんもそう思ってるでしょ?」
どうやら、村山ユウと福田ヤヨイの二人も足を踏み入れてはいけない世界に来てしまったことを十分に理解しているようだった。
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