第1章

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ライムは、迷ったが、さっきの疑問を村山ユウに切り出すことにした。 勝男という男が侵入する前に村山ユウが目を通していた新聞のことを。 その新聞を読んで平静を装っていたが、明らかに表情が変わっていた。 そして、そのあとはその新聞をライムに読ませないような、読ませたくないようなどちらともとれる対応をとっていた。 結果、どちらにせよ、ライムに新聞を読んでほしくないという意思表示に変わりはない。 その意味を村山ユウに聞いてみたのである。
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