第1章
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「ユウ、少し聞きたいことがあるんだか、いいか?」 村山ユウは、うん、と言った。 「ねえ、ライムくん、あたしには聞くことないの?さっきからユウとばっかり話してない?」 予想外の突っ込みをうける。 (村山ユウが新聞に目を通していたときに見ていたテレビは面白かったですか?) と福田ヤヨイにも話をふるべきかライムは真剣に迷っていた。
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