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痛みは愛故に
「兄さん。ふふ、兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん。僕は、兄さんを愛してますよぉ?兄さんはどうですか?……って、あれま。流石に眠っちゃいましたか。ねぇ兄さん。僕は兄さんを愛し過ぎてどうにかなっちゃいそうです。うふふふ、はたから見たら血塗れのナイフ持って返り血浴びまくって、心臓を持ってうっとり眺めながら言う台詞じゃないですねぇ。兄さんの心臓、微かに脈打って食べちゃいたいくらい可愛いです。少しくらいなら齧っても大丈夫ですかねぇ?細切れにしても再生するくらいですし大丈夫ですかね?兄さんは僕を殺しながらいつも何を考えてるんですか?僕のこと、愛しながら殺してくれてますよね。僕はどうしようもないくらい、兄さんを愛してますよ」
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