Lesson 12 超えたところ 【NATUKI】

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「警察かも」 「え!?」 ミキは事の重大性を 何も分かっちゃいない。 「おまえのお袋さんが警察に知らせてるかもしれないだろ」 「まさか」 青ざめるミキを片手に抱いたまま ポケットから携帯を取り出した。 「――おっと、本物の先生からだ」 南だった。 俺はおどけてミキにディスプレイを見せる。
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