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───…部屋へ帰還
アクア
｢むっくん！虐待されてるでしょ！｣
あおい
｢え、さ、されてないぞ｣
アクア
｢じゃあその身体は！？高給のFT入ってるのにすっからかんの財布は！？｣
あおい
｢え、えーと、階段から落ちて…財布はもともと、その、使いすぎてだな｣
しどろもどろ
アクア
｢…嘘だよ。階段から落ちて、そんな変な痣の作り方になるわけない。私、よく階段で足滑らせてるから分かるよ
財布だって…そんな使った素振りなかったじゃん｣
あおい
｢…あの、だな。この話は…や、やめにしよう？｣
アクア
｢やめないよ
…むっくんの人生がかかってる話なんだから！｣
あおい
｢…頼む…お願いだ、この話は…｣
うつむき
アクア
｢だからっ！｣
みく
｢アクア｣
アクア
｢む…むむ｣
みく
｢…ムック｣
あおい
｢…師匠
私は、本当に大丈夫ですぞ。心配をかけて申し訳ないです！｣
にこっ
みく
｢…一つ、約束してほしい｣
あおい
｢なんですかな？｣
みく
｢…最後の砦はここにいる｣
あおい
｢…し、師匠…｣
みく
｢ふふ、その通り
私はあんたの師匠だからね！｣
にっ！
あおい
｢…その心遣い、深く感謝しますぞ
でも、本当です。本当に大丈夫ですぞ！｣
みく
｢そっか。ならいいんだ｣
アクア
｢ぐににに…｣
口惜しみ
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