一羽 金色の園

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「はっ! 手配はしてあります」 「さすがだな」  デリファスはニヤリと笑い、部屋の隅に駆けられているマントに手をかけた。 「さてさて、何が釣れるやら……」  まだまだ時代の波は彼を離してくれることはなかった。  そして、彼はこの八年で自分の価値を再認識していた。  だからこそ、自分が動く事に意味があると思っていた。  では……?                ・
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