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アリ「もう、なにナビさんため息ついてんの?そんなことしてたら幸せなんか『あ、あんたなんて幸せにしてあげないんだからね!』とかいって謎のツンデレのツンを発動しちゃうんだからね?気をつけたほうがいいと思うよ?」
ナビ「………誰のせいだと思っているんですか?」
アリ「自分。」ドヤァ
ど、どうどうと言いやがりましたよ………!?
ナビ「分かっているなら自重してくださいマシ!!」
アリ「えー?なんでさー?」www
ナビ「どれだけワタクシが悩まされているのか貴方はしらないでしょう!?」
サデ「あーはいはい。喧嘩はここまでっす!!」
もー!!なんでいつも止めるんですか!?
「ただいま帰った…………何があった?」
あ、ジン様が帰ってきたみたいです。
少し長めの銀髪を一つに結んだの髪型につり目でヤンキーに見えるこの男。クロノ・ジンという。変わった少女、アリシエの手によって封印が解かれ、成り行きで一緒にいる邪神様である。
邪神とは、神でありながら災いをもたらす神、天界に住まう神々に敵対する神、もしくは邪教で祀られる神ともされる。
なお、邪神の文はウィキ先生から取り寄せていただいたものである。ありがとうございます。
ただし、ジンは他の邪神とは違う所がある。
それは超がつくほどの真面目さと正義感の強さであるという事だ。
ジン「どうした?部屋が凄い惨状になっているが………」
それもそのはず、先ほどの粘着型スライム付き掃除機のせいでスライムのネトネトが家具やナビについてしまっている。
ナビ「はぁ、姫様の発明品のせいでこうなったのです。」
ジン「それは、災難だったな。ナビ、片付け手伝うぞ。」
アリ「えー、ワタシは実験で忙しいからじt「アリシエもだ。」
アリ「デスヨネー。」
………姫様にはもっとお淑やかになって欲しいです。切実に。
サデ「オレっちも手伝うっすー!」
ナビ「それは助かりますマシ。姫様は、徹底的にやって下さいマシね?たぁんと御指導しますから。」
これぐらいしないと埒が明かないですし。
アリ「う、嘘だと言ってよメロンパン…」(つД`)ノ
ジン「メロンパンが嘘をつくのか?」
サデ「いや、それは例えっす…」
ジン「?そうなのか?」
………ジンは、天然でもあった。
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