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「そもそも俺に頼んだ理由は?軍の中で隊を組めば良いだろ」 「…………」またしても返答は無い。 「本来はアーリオさんだけのはずだったのですが、写真を見た以上、貴方にも手伝ってもらいます。まずこれから、この写真を撮った人物に会いに行きます」とイザベラは席を立った。  始終返答の無いコミュニケーションは、アーリオが常にボールを投げているキャッチボールのようだったが、アーリオにはそれが何を意味しているか良く理解出来た。
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