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「よかったの?私は確かに化け物。」
カオリが自虐的なことを言った。
「カオリは化け物じゃない。だってとても優しいじゃない。」
「ありがとう。そう言ってもらえると嬉しい。」
カオリは今にも泣きそうだ。精神年齢は、137億歳だが、最近まで、地球で暮らしていた八歳の女の子だ。化け物扱いされて辛くないはずがない。
「カオリは、なぜここにいるの?」
アリスが聞いた。
(なんて答えよう?まあ、この近くで住んでいるでいいか。)
「え~っと、この近くに住んでるの。」
アリスはびっくりしていた。
「ここは驚きの森よ。あ、親と住んでるの?」
あれ?ここはどこだっけ?
「アリスさん、ここは黄昏の森ですよ。あと、1人暮らしです。」
アリスは絶句していた。
「真っ直ぐ行っていたのに、あ、あのヘタレが道間違えたのか。
えっ、1人暮らし?親はいないの?」
落ち着いてから質問した。
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