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2人は、数人の騎士とともに王都に入った。
「うわ~大きいね。こんな街始めて見た。」
カオリが言った。現代の地球ではまずお目にかかれない、巨大な中世ヨーロッパ風の都市だ。
「そうだね。この旅の途中は、田舎だったからね。」
アリスが説明した。
「さあ、あれが王城よ。今からあそこに行くの。」
「お城楽しみだな♪」
カオリには珍しく、子どものようにテンションが上がっている。
そうこう言っている間にお城についた。
「お疲れ様、通して。」
アリスが馬車の窓越しに言うと、門番が、ハッと言いながら。門を開けた。
「へぇ~、お城の中も広いね、お姉ちゃん♪」
カオリが言った。
「そうだね、ここはとても綺麗だしね。」
アリスがそう答えた。2人はとても仲良くなったいた。まるで、本当の姉妹みたいだ。
「よしっ、着いた。行こう。」
アリスがそう言うと2人は馬車から降りた。カオリが城の騎士から少し警戒されたが、アリスが説明すると、申し訳ありませんと、素直に詫びた。とても優秀な騎士達のようだ。
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