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庭を歩いて2人は城に入った。
「これからどうするの?」カオリが聞いた。
「え~っと、まず、父と母に説明してからかな。でも、その前に部屋でお着替えしましょう。」
アリスが言った。なんかテンションが上がっている。
「うん、分かった。」
カオリが素直に答えた。でも、少しだけ悪い予感がしていた。しばらくして、部屋に着いた。
「お帰りなさいませ、姫様。」
部屋に入ると、数人のメイドが出迎えた。」
「ただいま、セシリー。みんなもただいま。さっそくこの子の服を見繕ってほしいのだけど。」
「分かりました。なに、この子可愛い。さっそく着てみましょう。
これなんてどうですか?」
そう答えたのはセシリー。アリス専属メイドだ。今回の旅は風邪をひいていたのできていない。
「…わかりました。」
カオリは答えた。少し間があったのは、セシリーのハイテンションに少し引いたいたからだ。嫌な予感のとおり、約一時間着せ替え人形にされた。
「もうやだ。」
一時間も服を着せ替えされられカオリは疲れていた。
「そんなこといわずに。とても可愛いですよ。」
セシリーが言った。確かに可愛い。カオリが着ているのは、ゴスロリ調の黒いドレス。カオリの金髪金眼が目立ってとても可愛い。
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