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「はい、私が倒しました。」
カオリは答えた。
「どうやって?」
王が再度問う。
「ドラゴンを蹴って、生意気だったので、魔法で吹き飛ばしました。」
カオリは正直に答えた。王や王妃、大臣が唖然としている。
「生意気だと言ったが何故分かった。」
王がひっかかったことを聞いた。
「私はドラゴンと話ができます。」
カオリの答えに、王達だけでなく、アリスもびっくりしていた。
「お前は人間なのか?」
王がストレートに聞いた。
(どうしよう?素直に言う?神ですって。絶対信じないよね。よし、ここは、転生したということを話そう。)
「私は人間でした。」
カオリはそう答えた。
「でした?今は違うということか?」
王が言った。
「はい、私はドラゴンです。」
カオリがそう言ったとき、一同が、絶句した。
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