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しばらくすると、カオリが目を覚ました。ゼウスを見ると、こう言った。
「お父さん? 」
そう言われた、ゼウスは、呆然としていた。
「大丈夫?記憶が乱れたのか?」
ゼウスは何も気がついていない。
「やっぱりそうだ、私が分からない?」
「頭がおかしくなったのか?」
ゼウスが本音を言った。オブラートにつつむことなく…。
「仕方ないな、じゃあこの姿ならわかるでしょ。」
カオリはそういうと、カオリの体が光り、姿が変わった。銀髪の髪をもち、闇色の目を宿した17、8歳の少女に。
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