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「一応聞くが、それだけか?」
ゼウスは、有る程度カオリの扱いになれた。
「いや、それだけじゃないよ。神龍でしょ、ヴァンパイアでしょ、あと精霊姫とか、セイレーンとか、サキュバスとか、世界樹とか、「いや、もういい。」
ゼウスが途中で遮った。
(どうしよう、今思い出したけど、カオリを殺したのは私だ。いや、故意じゃないぞ。ケーキを手からおとしたんだ。カオリにころされる…。)
ゼウスは、そう考えてた。心が筒抜けなのを知らずに…。
「お父さん、そういえば、私の上にケーキおちてきたけど、なんで?」
カオリが聞いた。顔はブラックスマイルだ。
(何故ばれた?はっ、もしや心を読んで?)
「正解。でも、油断しすぎだよ。格上の神には心読まれるんだよ。私が格上だと気がついていたのに。」
ここで言っておくが、カオリはチート、いやテラチートである。もはや存在自体がチートだ。
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