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第2話「パンダのプンダ、森を出る」
さて、森から出ることになったプンダですが、心の中では「いやだなぁ、行きたくないなぁ」とつぶやいてしまいます。
しかしプンダの心とは無関係に、長男のピンダは「犯人はどんなやつだろう」と腕組みをしていました。
そうです。プンダはもともとパンダでしたが、目を覚ますとシロクマになっていました。
ピンダ、プンダ、ペンダ、ポンダの4人で考えた結果、誰かがプンダの黒い模様を盗んだということがわかりました。その犯人を捕まえるために、プンダは森から出るのです。
「きっと犯人は黒いはずだよ! 腹黒だねっ!」
と三男のペンダは言いました。
「うん、そうだな。プンダの黒を盗んだのだから、さぞかし真っ黒けになっているだろう」
と長男のペンダはうなずきます。
その横で一番下の妹、ポンダはせっせと何かを作っていました。
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