第2話「パンダのプンダ、森を出る」

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 ピンダが、ペンダが、ポンダが、期待に満ちた目でプンダを見ています。プンダは「あっ」と気づきました。  森から出る時が来たのです。  プンダは「いやだ」と言えませんでした。そして、「うん、がんばってみるよぉ」と言ってしまったのです。  プンダはピンダから「お前はやればできる男だ」という言葉をもらいました。ペンダから「これあげるね」とお守りをもらいました。ポンダからは先ほどのカバンとお弁当がありました。  プンダは、言葉を胸に、お守りをカバンにしっかり入れて、「じゃあ行ってくるね」と歩き出しました。
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