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ジン「さて・・・と」
「ヒッ・・・・・」
ルー「完全に怯えられてんじゃねえかwwwww」
アイ「そりゃあ突然現れて、自分を襲ってた四人を一瞬で虐殺したらそうなるよね~」
マキ「ここはわっちが事情を訊きましょうか。」
少し離れた場所
マキ「さてお嬢さん。君はなんでこんな所で盗賊に襲われてたのですか?」
ちなみに、襲われていた少女は12歳ぐらい。
「・・・・・」
マキ「ふむ、なるほど・・・・そんな事情があったんですか」
「まだ何も言ってない・・・」
マキ「なんだ、喋れるんじゃないですか。喋れるなら喋ってください。」
「・・・・・分かった」
少女説明中
マキ「これまたテンプレですね・・・」
大貴族産まれ→幸せな家庭→魔力検査→魔力0→兄妹達の的に→森に強制転移→盗賊(奴隷商)に襲われる
ジン「ほう・・・話は聞いたぜお嬢ちゃん。で?お前はどうしたいんだ?」
「え・・・?」
ジン「自分を捨てた家族に仕返しをしたくはないか?魔力が無いからと自分を蔑んだ者達を見返したくはないか?」
「・・・・・・」
ジン「もしお前がそうしたいと言うのであれば、俺達はお前の味方になろう。お前の剣となりお前の盾となろう。地位も名誉も与えよう。さあ、どうする?」
「・・・・私は・・」
ジン「しかし俺等を従えるというのなら、当然二度とまともな道は歩めぬと思えよ。」
「・・・・私に・・」
ジン「どうした?よく聞こえないぞ?」
「私に従え!!私に従い、私の剣となり盾となれ!!」
ジン「ほう・・・・」
「私はもう二度と泣かない!二度と傷つかない!私は復讐の鬼となる!!その為に・・・・私に力を貸せ!」
ジン「よくぞ言った!さあ、始めようか・・・・」
ルー「なんであんな演技したんだwwww」
ジン「え、面白いからwwww」
マキ「静かにしないと起きますよ。」
サシャ「しっかし根性ある餓鬼だな~」
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