序章 なんてこった路地裏

4/7
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
「ちょっ、待てよ」 某アイドルを意識している訳では無いが五百円を追いかける。がそんな俺を全スルーして転がり続ける俺の五百円 不自然なくらい転がり続ける五百円をムキになり追いかける俺。旗から見ればただのおかしな人である 「い、いつまで転がんだよ……」 さすがにもう諦めようとしたとき、一つのベンチの前でピタリとコインが止まった 「た、助かった……」 そう言って五百円を拾い、一安心して前を向くと、ベンチに人が座っていた
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!