第9話 食事と寛ぎ

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「さっ、食べて」 「・・・」 女三人の視線が男に注がれた。 いま持っているものをどうして欲しいのかは 理解していたが、 彼が行動に移るためにはきっかけが必要だった。 主導権が自分にあれば、 S的なことを嗜好する彼はそれなりの行動をする。 しかし、いま涼子から命令され衆目を浴びている上。 隣には先輩と親うヤスオがいた。 彼はがんじがらめな状況になっていた。
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