第9話 食事と寛ぎ

21/36
前へ
/36ページ
次へ
先輩は素直にうなずき。 ヤスオにセロリを手渡した。 力強く握られていたそれは、 ほんのりと温かくなっていた。 ヤスオはどちらかといえばM。 肌温のセロリを口元へ近づけた。 フワッと匂いがした。 わずかに獣臭がする。 それも淫媚な男を刺激する香だ。
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

581人が本棚に入れています
本棚に追加