第9話 食事と寛ぎ

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リザーブの札が置かれた 六人掛けのテーブルに案内された。 男性二人が壁側。 女性三人は通路側に座る。 男性の背にはガラス窓があって、 女性たちからは川の景色が眺められる。 高級な雰囲気の店構え。 店内の調度品も風情のあるものを使っていた。 男性二人のカジュアル過ぎる服装とはそぐわない。 そのせいもあって彼らは緊張しているようだ。 口数が極端に減っていた。 そんな彼らとは裏腹(うらはら)に 女性陣は朗らかに会話をする。
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