第9話 食事と寛ぎ

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「この店のソースは油分が少ないから、  物足りないかしら?」 「いいえ、美味しいですよ」 「ええ、僕も・・・」 「そうかなぁ・・・」 そう言って、涼子がセロリをつまんだ。 そして、その手がテーブルの下へ降りた。 涼子が何をするのか、男二人は気付いたらしく。 ヤスオの喉が『ゴクリ』と鳴った。 亜紀は左に涼子。右に百合子がいて、 二人に挟まれて座っていた。
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