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聖なる扉がある塔の32階
一人、道化竜は笑っていた
指を鳴らしてこう呟く
「これは全部、ただの魔法ですよ」
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門番を見事に倒し無事塔まで辿り着いた、アカネ、アオト、ミドリ
アカネ達も聖なる扉の目の前まで来ていた
「俺たちが最初か?」
目に映るのは閉ざされた扉
「なに肩落としてんだ」と炎精王
「きっと大丈夫だよ!絶対会えるよ!」
そう強く話しをしている優しき炎の獣
「…おい、来客だぞ」
炎精王イフリートは不穏な空気を感じ取った
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