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どうしよう。好き。
「じゅーんーのっ!どうしたんだヨ~
そんな浮かない顔してさー。」
俺の背中に飛びつきてきたのは、担任の高橋先生だった。
先生は明るくてモテる。
......正直この学校の男はみんな先生に嫉妬してる
「先生。俺、今気分悪いんで。」
と、俺が言うと先生は
なんだヨ~ と、口をとがらせた。
そして、そんな先生にお構い無く俺は歩いた。
すると....ーーーーー
「どうしよう。潤之.....俺さ、やっぱ潤之のこと好きだわ。」
腕をグイッと引っ張られた俺は、あっけなく壁ドンの受けのほうにされた。
....はぁ!?
急に何を言い出すのかと思えば.....ーーー
「なんですか?罰ゲームですか?」
あきれた表情でいってやると。
「あー。ばれた?」
と、にやにやしている先生.............
なんか........殴りたい。
とかなんとか思っているうちに、用事を思い出した。
凪のところに行かないと。
あの告白のあと、凪はどこかへ走り去ってしまったのだ。
「凪......」
ポツリとそう呟くと
「.....?......潤之?もしかして凪のこと探してんのか?」
なんか....顔がニヤついてます。怖いですよ???
何かを察した俺は、とにかく逃げた。
「あっ!コラー!潤之~!ブリント100枚運ぶの手伝ってくれよぉー!!」
やっぱりそんなことだったのか.....
逃げて正解。
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