第3章~圧倒的な虹の力~

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キラキラキラァーーンッ 魔力を込めるとそこから天に続く虹が現れて、愁はそこを登っていく 静「ま、待てっ!」 静は今の精一杯の大声で愁を止める 愁は足を止めて、静のことを振り返り見る 愁「ああっ、そうだ… 俺の負けだから静さんの質問に答えないと(笑)」 愁は最初に見せた子どものような笑顔を浮かべて話を続けた 愁「静さんはどうして【HELL】が出現すると思っていますか?」 静「…【HELL】はどんな条件もなく、全大陸に突如現れる悪魔 自然災害とも言われている」 静は今の世界で分かっている【HELL】の見解を正確に答えた しかし…… 愁「その【HELL】に対する見解は全くの的外れなんですよ」 拓也「なっ!!」 翔「じゃ、じゃあ【HELL】はいったいどうやって現れているんだ…!?」 静「………」 静は愁の言葉が真実であると仮定した時に、1つの結論を頭を思い浮かべていた 愁「静さんなら分かりますよね?」 静「………【HELL】は玉の力で生み出された怪物………ってことか?」 翔・拓也「!!!?」 愁「そう…… それが誰の仕業なのかを俺は調べるためにここに来たんです」
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