第4章~剣術において最強の5人~

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孝治「そうか… 【死炎】と……」 静「はい、現時点でかなりの差がありました」 静は会長である孝治に2番隊総長としての報告をしていた 孝治「お前がいてもだめか…」 静「…しばらく俺たちへのミッションって戦闘以外は避けてもらうことって出来ないでしょうか?」 静はそう言って少しだけ頭を下げる 孝治「……徹底的に鍛えたいってことか?」 静「はい、それは拓もニノも望んでいることでして」 孝治「ん~~ただなぁ~」 孝治は頭を掻いて悩みの種を1つこぼした 孝治「1番隊は戦闘以外のミッションは受けてくれねぇし、2番隊もそう望むとなると 3番隊に頼むしかないだろ? あそこの総長のご機嫌が悪くなったらやばいからなぁ~(汗)」 静「まぁ、実力があるのは確かなんですけどね… 今では女の中で唯一6大陸の中の5本の指に入る剣士ですからね」 静も左手を腰にあてて溜め息をつく 孝治「誰かあいつを制御出来る奴いないのかー?」 静「いたらこんな大変な思いしてませんよ(笑)」 静はそう言うと、ぺこりと頭を下げて会長室から出て行った 孝治「……ん? そろそろあいつ、長期ミッションから帰って来るんじゃなかったっけ?」
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