第4章~剣術において最強の5人~

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体こそ向けないが、俊也は顔だけ向けて口を開いた その瞳はまるで龍のようだった 俊也「俺に何か文句があるなら、俺と同格になってから言ってもらおうか… 忘れんなよ 【氷柱】だろうが【剣術の女神】だろうが俺には勝てねぇ…… 俺が【KNIGHT】最強だぁ!!!!」 俊也はそうして高笑いをしながら食堂から去った 正樹は残り、静に何十枚もの紙を丸めて投げ渡した 静はそれをしっかりと受けてる 静「…これは?」 正樹「うちから2番隊、3番隊に異動する奴のリストだ うちには弱いのはいらねぇ… 弱者切り捨てがモットーなんでね(笑)」 静はそのリストに目を通す 明日香も隣からそのリストを覗き込む 明日香「!! こ、これってあなたたちを含めて1番隊が10人くらいにか残らないじゃない!!」 正樹「明日香… 同じことを2度も言わせるな 1番隊が目指すものに弱者はいらないんだ、覚えておけ」 正樹もそう言い放つと食堂から去って行く 翔「……すげぇ奴らだなあいつら」 拓也「腹が立って仕方ねぇよ! あの野郎共!【KNIGHT】の和を乱しやがって!!」 そう言って拓也が怒り文句を口にすると……… 優香「たっだいまぁ~~~~!!!(笑)」
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