第4章~剣術において最強の5人~

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優香「……へぇ」 ゾクッ… 翔は隣にいながら優香の出す殺気に背筋を凍らせた 翔(優香って…こんな顔もするんだ) 優香「それで? 政府は私に淳さんを倒させようと?」 孝治「察しがいいな… 出来るか? 相手は剣術5本の指の1人 【無の剣豪(むのけんごう)】、鹿沼 淳だが」 優香「任せて下さい… 闘いなら5本の指も含めて誰にも負ける気ありませんから(笑) それに…… 今は私だって5本の指の1人です」 優香の強い瞳を見て、孝治は1つの紙を優香に渡した 孝治「場所は青東の海底工場… そこにあいつが潜伏しているらしい」 優香「了解です じゃあ…行ってきます」 優香はそう言って会長室を去ろうとするので、翔は優香の後ろをついて歩いた そして会長室を出て翔は口を開いた 翔「優香… 俺も行くぞ」 優香「えっ?」 優香は驚いた顔をして翔を見る 翔「何かやばそうな奴が相手だからな… 数は多くて損はないだろ?」 優香「翔…… えいっ!(笑)」 ムギュッ!! 優香は翔の背中に両手を回して抱きついた
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