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優香「………」
優香は何も答えられずにいた
翔が言っている言葉が最もで何も言い返せなかったからだ
翔「それに…会長から聞いたけど、その剣を遺した仙人の文書は嘘じゃないと思うぜ?」
優香「えっ?」
翔は右手の平で両目を覆って、そこに……
バチバチバチッ!
っと、雷を纏わせながら続けた
翔「優香は力での1番の剣士を捜してたみたいだけど、俺には世界で1番になる覚悟のある剣士のことだと思うけどね(笑)」
優香「1番になる覚悟のある剣士……」
優香がそう言い終えると同時に翔は目を開けて淳を見た
その両目は雷のような絵が浮かび上がっていた
翔(うん…やっぱりだ
どんな些細な動きも雷の速さでジャッジすることが出来る
これで雷の動きに目がついていけるぜ)
翔はそう思いながら足にも雷を纏わせた
翔「優香はあるか?
最強になる覚悟が……」
シュンッ!!!
翔はそう言うと一瞬で淳と距離を詰めた
バチバチバチッ!!!!
翔「雷刀・麒麟(きりん)!!」
翔は雷で出来た剣を淳に向けて振ったが……
キィンッ!!
淳に防がれてしまった
淳「速すぎるな…
目じゃ追えねぇよ
本能で闘っていくしかねぇみたいだな」
翔「随分と余裕そうに話すな…
まぁ………すぐ黙らせてやるけどっ!!」
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