第4章~剣術において最強の5人~

29/32
前へ
/316ページ
次へ
優香は全ての攻撃を軽々と防いだ 翔「す、すげぇ……」 それはかなり美しく凛として輝いていた 淳「くっ…剣が変わるだけでここまで違うのか!?」 優香「淳さん…見せてあげるね」 ガキィッン!! 優香は正宗を御神楽で強打し、淳の手から離した 淳「し、しまっ!!」 優香「【一武(いちぶ)】」 ザンッッ!!! ズシャァァァァッ!!!!! 優香は速い横斬りを一撃与え、淳に大きなダメージを与えた 淳「ぐっ… き、傷が深すぎる…… それに……【一武】程度の技でこれ程のダメージ量だと……!?」 淳は後退して正宗を手に持ちながら両膝を地につけた 【一武】とは優香の横斬りの技であり、技名に含まれる数字が斬る回数を表している 連打する毎に、切れ味・速さを増していく技にも関わらず たった1回の横斬りで、淳は傷を負った 淳(し、信じらんねぇ… これがあの優香かぁ!? くそぉ、このままじゃ負ける…! だったら………) シュンッ!! 淳は距離を詰めて優香に斬りかかる キィンッ!キィンッ! しかし優香は簡単に攻撃を止める 優香「淳さん… その傷で、そんなに動いたら危ないですよ?」
/316ページ

最初のコメントを投稿しよう!

62人が本棚に入れています
本棚に追加