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淳「心配すんな…」
シュンッ!
淳は魔力切れの疲労から片膝をついている翔に向かっていった
淳「まずは状況整理すっからさぁ!!」
翔「くっ……」
翔は雷を纏わせて逃げようとしたが、それすらも出来ずに魔力切れから足の痙攣を起こしていて動くことが出来なかった
優香「しょ、翔ぉ!!」
この時、走るのでは間に合わないと悟った優香は瞬時にある事を思い出した
それは淳を慕っていた過去に教えられたこと……
ーーーーー
淳「いいか優香
剣士ってのは絶対に自分の剣を投げ捨てちゃいけねぇ…
なぜなら剣士にとって剣よりも大切な物はねぇからだ」
ーーーーー
優香(仲間より大切な訳がない!!
ごめん!御神楽!!)
優香「はぁっ!!」
シュンッ!!
ズサァッッッン!!!!!
翔「なっ!!?」
淳「くっ!!」
優香は真上に飛び、翔と淳の間の地に剣を投げ刺し
地を割って淳の進行を遮った
淳「優香……
前に教えてやったよなぁ?
剣は捨てちゃいけねぇって……」
優香「捨てたんじゃない…投げたんだよ」
淳「………まぁいい」
カランッ
淳は手から正宗を手放し、地に刺さっている御神楽を手に取った
淳「この剣に俺の技術さえ加えれば俺が最強になれるんだからなぁ!!!!」
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