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優香「………淳さん」
優香は無防備になって置いてある正宗に目を向けた
淳「俺とお前の差は剣術のスキルじゃねぇ!
剣のレアリティの差だ!!
この剣を持った俺は誰にも負けねぇんだよぉー!!!」
淳はそう言って御神楽を振り上げた
その時………
グサッ!!
翔・優香「!!!!!」
淳「……あぁ?」
淳は御神楽を持っている自分の右手を見た
そこには御神楽から銀色のイバラのようなものが淳の手に絡みついていた
淳「ぐあぁーーーーっ!!!!
何だよ!こりゃ!!!?」
そのイバラはどんどん大きくなっていき、淳の体に棘を刺し続けていた
翔「優香…これはいったい……?」
優香「御神楽が……淳さんを拒んでる」
翔「えっ?」
翔は淳を見て銀色のイバラが淳の血によって赤く光っているのを確認した
優香「御神楽は最強の手にある物…
正宗を捨て、御神楽を手に取った剣士を……御神楽は所持者として認めていないんですよ」
優香はそう言って大きなイバラに包まれている淳を見た
淳「こ…こは……
ゆ、ゆうかぁ!俺はま…ゆに……あやつ「さよなら、淳さん」
ズシャァァンッ!!!!
淳の言葉を遮って優香がそう言うとイバラは淳を目では見えないほどに粉々にしてしまった
そして御神楽は本来の形に戻り、優香の元へ戻っていった
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