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昴「勝ちましたね、優香」
一瞬静寂が覆った中で、ディアン大陸出身であり剣術5本の指の1人
【終末の剣豪(しゅうまつのけんごう)】の神田 昴がいた
翔「あ、あいつは…?」
優香「……5本の指の1人
彼の技術は誰にも劣らず、模範であり、強くある
剣士の最終到達点って言われてる人だよ」
優香はそう言うと昴の前に立った
昴「淳に勝つとは恐れ入りましたよ
やりましたね」
優香「昴さんたちの指導のおかげです
純平さんにもそうお伝えください(笑)」
優香はそう言って少しだけ頭を下げた
昴は眼鏡の位置を直して優香に背中を向ける
昴「ああ、言い忘れていました
来月に国際マッチがあるのはご存知ですか?」
優香「……いえ」
昴はフッと笑って話を続けた
昴「今回は我々とアクシス大陸で、1対1の2セットのマッチらしいので
よろしくお願いしますよ」
優香「………そのよろしくお願いしますとは…
私と闘いたいってことですか?」
優香は真剣な目を昴に向ける
昴「…私は1セット目の代表です
そこでどちらが上か決めましょう」
昴はそう言うと静かにその場から去っていった
優香「翔………帰ろぉ♪」
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