第4章~剣術において最強の5人~

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昴「勝ちましたね、優香」 一瞬静寂が覆った中で、ディアン大陸出身であり剣術5本の指の1人 【終末の剣豪(しゅうまつのけんごう)】の神田 昴がいた 翔「あ、あいつは…?」 優香「……5本の指の1人 彼の技術は誰にも劣らず、模範であり、強くある 剣士の最終到達点って言われてる人だよ」 優香はそう言うと昴の前に立った 昴「淳に勝つとは恐れ入りましたよ やりましたね」 優香「昴さんたちの指導のおかげです 純平さんにもそうお伝えください(笑)」 優香はそう言って少しだけ頭を下げた 昴は眼鏡の位置を直して優香に背中を向ける 昴「ああ、言い忘れていました 来月に国際マッチがあるのはご存知ですか?」 優香「……いえ」 昴はフッと笑って話を続けた 昴「今回は我々とアクシス大陸で、1対1の2セットのマッチらしいので よろしくお願いしますよ」 優香「………そのよろしくお願いしますとは… 私と闘いたいってことですか?」 優香は真剣な目を昴に向ける 昴「…私は1セット目の代表です そこでどちらが上か決めましょう」 昴はそう言うと静かにその場から去っていった 優香「翔………帰ろぉ♪」
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