1st.コント

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「リュウちゃんも筋トレすれば? 発汗良くすればまだマシだよ」 「そんなにぃい!?」 リュウは手を上げクンクンと匂ってみた。しかし、自分の匂いだからだろうか、まったく臭いとは思えない。 「風呂はいってこようかな……」 「そうしなよ。俺が準備してあげるから」 「悪いね、キャプテン」 お礼を言ってリュウは浴室へ消えて行った。もちろん、無重力空間で湯船は入れないので全方位から射出されるシャワーになる。 コントロール室でキャプテンはお湯の温度を90度に設定した。 「ヒマだな……」 「ああ。ヒマだな。フンッ」 アホ3人を乗せて、宇宙船【ダチョウ号】は今日もゆっくり進む。
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