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朝食後は
各自、部屋に戻り
学校へ行く準備をする。
その後、
玄関で待ち合わせて
4人の準備が出来たら
登校することが決まっている。
「忘れ物はないかしら?」
「…確認したから大丈夫…♪」
「え!?今日って、英語あるの!?」
「…1限にあるよ…」
「急いで取りに行ってくるね!!」
「まったく、渚ったら…」
「もしも何かを忘れたら、僕の所へ借りに来ればいいのだよ」
「…梨香先輩は学年が違うから…ダメですよ…」
「…そうだったのだ。渚くんの準備が出来たら行くのだよ」
「お待たせ~、早かったでしょ?」
「…確かに早かった気がする…」
「えへへ、実は鞄の中にちゃんと入ってました~♪」
(((時間の無駄じゃん!)))
色々とあったけれど
荷物の最終確認を終え、
私達4人は家を出る。
4人の準備が
完了する時間帯に
リツさんは玄関まで来てくれて
私達を見送ってくれる。
「…まったく渚は。それじゃリツさん、今日もいってきます!!」
『はい!今日も1日頑張ってきてくださいね♪』
「…分かりました…!」
「もちろんです♪」
「今日も張り切って実験なのだー!」
『あ、ちなみに梨香さんの部屋は私が責任もって掃除しますので。危ない物は全て棄てさせてもらいますから♪』
「そ…そんな…僕の発明品達が…」 ズーン
「ま、まぁまぁ先輩。また作ればいいじゃないですか!」
「…はぁ」 ドヨーン
私達4人と
リツさんとの会話。
学校に登校する
前という事もあり、
長い時間、話しはできず、
内容も他愛のない話だが
この僅かな時間も
私は大好きなの。
何気ない事を皆で笑う、
それは素晴らしい事だと私は思う。
と、話をしていると
もういつも時間に
なってしまったようだ。
話を切り上げて
リツさんが私達に
声をかけてくれる。
『それでは、今日も気を付けていってらっしゃい♪』
その温かな
優しさに答えるように
私達も笑顔で言う。
「「「「いってきまーす!!」」」」
こうして、今日も
私達の高校生活は始まる!!
プロローグ -END-
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