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今日の朝食は和食を
中心としたメニューで
とっても美味しかった。
「「「「ご馳走さまでした!!」」」」
『はい、お粗末さまでした♪』
リツさんの料理は
どれも絶品で
私達の胃袋を掴んでいる。
栄養を考えた食事を
メニューを変えて
毎日作るリツさんは
本当にスゴいと思う。
そんなリツさんに
私達は本当に感謝している。
いつか皆で
お礼をしたいと
考えているのだけれど、
なかなか機会が無くて
困っているのだ。
私達が食事を終え、
そんな事を考えていると
食堂の扉が開いた。
この下宿には
私達4人とリツさん以外に
あと2人が住んでいるの。
『…リツ…おはよう…』
『おはよう。…ってあれ?ツバサだけで起きたの?サクラは?』
『…サクラは起こしたけど寝てた…だから置いてきた…』
『…まったくあの子は。どちらがお姉さんなんだか分からないです…』
最初に食堂に入ってきたのは
髪の毛が癖っ毛で
カールをしている
小学生2年生の女の子、
ツバサちゃんだ。
性格はおとなしく、
あまり感情を表に出さない、
とってもクールな
小学生なのだ。
小学生という事で
私達より遅い時間に
起きているけれど、
彼女は毎朝時間通りに起きているしっかり者なのだ。
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