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一度、福岡に戻り、二学年の修了を待って、 HISEIDOの速鷹 薫が斡旋してきた、 東京の芸能プロダクションと、私立の芸能科のある学校へ所属することが出来た。 それと平行して、 未来化粧品の夏の広告の撮影開始と、 十代向けの雑誌への露出倍増が重なり、 多忙の毎日を送ることになった。 ____あの、 ホテルの夜から、 薫には会っていない。
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