ジュンペイ-2

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「学校って、久々に来ると新鮮だな。独特な雰囲気で」 潤平は下校していく生徒や、部活動に向かう部員たちの背中を見ながら、 少しだけ懐かしそうにしていた。 「潤平も制服着たらきっと、生徒だと思われるよ。たいして変わらないもん」 そう、 私たちは年齢的にはあまり変わらない。 だけど、 そんな貴方を、笑顔は特に童顔でも 私はずいぶん大人っぽく感じていた。 「俳優やったら、また制服着れるかな?」 「うん、潤平なら俳優もイケるよ。表情が豊かだもん」 「なんだ?なに上げてるんだよ?さては、なにか後ろめたい事あるな?」 「え?」 本題とは違う車内トークで和んでいたところに、 「浮気、とかさ」 突然、 冷たい空気を入れてくる。 「…………してないよ」 「美穂……」 問い詰めたい事があるのは私の方なのに 「昨日、 速鷹のマンションに泊まっただろ?」 どうして、 あなたがそんな冷たい目で私を見るの?
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