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「マジでこれ、なんも入れてねーの？」
「電気着けたら親父にバレっからなぁ」
たかが胸くらいで、これだけ盛り上がれる男の子たちの声は、
もう、子守唄くらいの刺激しかなくて、
ビールまみれで、
″エルス″への希望が閉ざされていくのを感じていたら、
「ほら、もう、遊びは終わり」
沖田君の足が、
シャツの中身に触れ始めた男の背中に
ドスッと、のせられているのが見えた。
「は？？
こんな途中でやめられっかよ」
「ほら、沖田も見てみろって、これFくらいあるんじゃ………」
「終わりだって言ってんだろ？！」
泥遊びでもするように、
びしょ濡れの私で遊ぼうとしていた男達の動きが止まる＿＿＿＿
「早く、いきなよ」
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