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「 斯様な死に様とは
“存在しない者” 」
血溜まり。黒
魔王が嗤
手を伸ばそうとして、その右腕が腐り落ちてい
掻こうとして、しかし、足は既に無く
んて構うことなく、ただひたすら、苛つく嵩嗤いだけが鳴り響く。
「 だ、まれ、 “魔剣 ”…… 」
オレの身体が 腐っていく。
黒煙を噴き出して、魔力が零
オレが死んでいく。
が消えていく。
が好きだった が無くなっていく。オレにはその消失を止められない。
「…… …… ……契約。は、 ……、 だ 」
そうして、オレの身体は腐敗して死
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